【TOEIC990点までの道のり】900点台の壁を乗り越えるには?あと一歩スコアが伸びない人へ

英語学習

はじめに

Choco
Choco

こんにちは!ミドサーワーママのChocoです。今回は私がTOEIC L&Rで990点満点を取得するまでにかかった時間やスコアの推移をお見せします。

私は初めてTOEICを受験してから990点の満点を達成するまで、丸5年かかりました。元々留学経験があり、英語好きだった私の初受験は840点。低いわけではないのですが、それでも150点分スコアを上げるために5年もかかってしまいました。

今日は実際のスコアの推移をお見せし、そこから読み取れることについてお話ししていきます。

スコアの推移

早速私のスコア記録を見ていきましょう!

こちらは私の初受験から990点満点を取るまでのスコアの推移です。

TOEICスコアの推移

900点まではすぐに達成していますが、900点を超えてからは上がっては下がり、上がっては下がりを繰り返しており、ずっと右肩上がりで990点を達成したわけではありません。

ここからはTOEIC満点までの道のりを「【成長期】800〜900点」と「【低迷期】900点台」に分けて、もう少し詳しく分析していきましょう。

【成長期】800〜900点まで

グラフを見ると、840点から900点越えまではすぐに到達していることがわかります。

私はTOEICの受け始め1年間は最もスコアが伸びやすい時期だと考えます。

その理由は主に2つ

・試験自体に慣れるから

・教材を活用することで傾向を学び、対策ができるから

スコアが伸びやすい理由①「試験自体に慣れるから」

何事も1回目は緊張します。試験の形式や会場での受験の流れを理解していないと余計なストレスがかかってしまい、普段の実力を発揮できない可能性があります。

しかし、2回目以降はある程度形式や流れを理解した上で臨むことができ、次の展開の予測ができることで、心理的な余裕が生まれます。

よって2回目以降の受験では落ち着いて受験でき、しっかりと実力を発揮できるようになります。

ただ、これは実力ありきの話なので、元々英語力がなければいくら試験に慣れたとしてもスコアは上がりません。

スコアが伸びやすい理由②「教材を活用することで傾向がわかり、対策できるから」

ちまたにはTOEICの対策本や教材が溢れています。

Partごとに傾向・分析・解説が詳しくなされているものも多く、自分が決めたものを1冊しっかりと取り組むだけで、頻出の文法・語句そして解き方を学ぶことができます。

よって、ある一定のレベルまでは、比較的右肩上がりでスコアを伸ばすことが可能です。

ただし、自分のレベルに合っている教材を使うことが大前提です。一度受験した際のスコアを参考に自分に合った教材をやり切りましょう。

もし中学卒業レベルの英語力がなければ、TOEICの対策本ではなく、中学レベルの文法総復習と単語学習から始めることをお勧めします。

私がTOEICを受験し始めた際のレベルは英検準1級でした。TOEICならではの出題されやすい文法項目は問題集を解くことで再確認することができましたし、自分の苦手分野を知ることもできました。

また、TOEICは問題数が多いので、時間を測って問題集を繰り返し解き、スピード感覚を身につけることができました。

【低迷期】900点台

しかし、順調にスコアを伸ばすことができたのは900点台前半まで。そこからの4年間はまさに低迷期。上がったり下がったりを何度も繰り返しています。

しかし、このように記録をとって見てみると、990点に至るまでに確実に高得点の回数が増え、成長していることがわかります。

高いスコアを獲得した直前のスコアは落ち込んでいるということにも注目です。

みなさん英語を勉強していくと、ずっと右肩上がりにスコアが上がっていくと思いがちなのですが、実際にはこのように上がったり下がったりを繰り返し、緩やかに英語力が上がっていくという場合の方が多いです。

私の場合も徐々にスコアを伸ばし、最後についにブレイクスルーを迎えます。しかしブレイクスルー前にはやはり大きくスコアを落としています。

900点台からスコアが伸びにくくなるのはなぜ?

当たり前のことですが、英語力が上がれば上がるほど自分の苦手理解できていない部分が少なくなっていきます

間違い探しでも、10個中8個の間違いは見つけられても、残りの1、2個になるとなかなか見つけられなくなりますよね。

それと同じで、苦手や理解できていない部分が減っていけば行くほど、それらを新たに見つけるのが難しくなります。

TOEICを複数回受けていると、テスト毎に新たな苦手分野が出題されたり、自分が身につけた知識や語句がなかなか出題されない時もあります。そうするとスコア的には変化が見られず、成長していないように見えてしまいます

900点台の壁【低迷期】を乗り越えるには?

スコア的には変化が見られずとも、正しい学習とトレーニングを続けていれば、着実に実力はついていきます。

スコアが下がってしまった時は、次に大きく成長するチャンスです。スコアシートを参考に自分の苦手分野を重点的に学習し直しましょう。落ち込まずに勉強を続けることがスコアアップ、そして990点への近道です。

この低迷期に諦めずに勉強を続けることこそ、実は英語力を底上げするためにとても大事なことなのです。

具体的な勉強方法は別の記事にまとめますのでそちらをご覧ください!

まとめ

今回は私がTOEIC満点を取るまで、点数がどのように推移したのかをお見せしました。

初めの1年は大きくスコアを伸ばしましたが、その後はなかなかスコアが上がらず挫けそうになる時期ももちろんありました。しかし、正しい学習とトレーニングを続けていると、大きな変化はなくとも着実に英語力は上がっていきます。私の場合は5年の時を経てついに990点を獲得することができました。

990点のスコアを見た時は言い表せないほどの達成感を感じましたし、自分の自信につながりました。

お一人一人自分のペースがありますので、ご自身のペースで勉強を続けてください。そうすることで必ずブレイクスルーを迎えることができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました